ここ数年はジムに通う、運動をするという習慣が一昔前と比べると浸透してきていますね。
食事に関してもダイエットが注目されるようになって、様々な飲食物に関する言葉を見聞きした事がある思います。
実際の所、皆さんはそれらの言葉の意味をちゃんと理解しているでしょうか?
今回は健康に関しての最初の記事の投稿です。
糖類、糖質、炭水化物はそれぞれ意味が違う
最近よく聞くダイエット法で思い付くものとして、「糖質制限ダイエット」や「炭水化物制限ダイエット」があります。
また、飲料や食品には「糖質フリー」や「糖類ゼロ」などの表記を誰もが一度は見た事があると思います。
しかし、一体何を制限するダイエットで、何がゼロになった飲食物なのかは曖昧で、なんとなくで理解している人も多いと思います。
今一度それぞれの言葉の意味を理解して、食事に対する関心を深めていきましょう。
糖類
糖類とは何かというと、単糖類、もしくは二糖類といわれるものを指します。
単糖類、二糖類と言われてもイメージしにくいと思います。分かりやすいものとして、ブドウ糖、果糖、ショ糖というものがあります。ブドウ糖や果糖は特に馴染みがあると思います。ちなみに砂糖もこの糖類の分類になります。
糖質
糖質とは先程説明した糖類にプラスして、多糖類や糖アルコールというものを含んだものを指します。
糖アルコールはあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、これはアルコールではなくあくまで糖質の一種で野菜や果物にも含まれています。
多糖類でいうとでんぷんが当てはまります。
炭水化物
炭水化物は先程説明した糖質に食物繊維がプラスされたものを指します。炭水化物が1番馴染みのある言葉だと思います。
これまで説明した糖類や糖質を含み、されに食物繊維をプラスした総称が炭水化物という事になります。
WHO(世界保健機関)のガイドライン
2015年にWHO(世界保健機関)がこのようなガイドラインを発表しています。
糖類の摂取量を総エネルギー摂取量の10%未満にすべきである。5%未満に減らすことができれば、さらなる健康効果が期待できる。
ここで注意してほしい事は、WHOが減らそうと言っているものはごはんやパンなどの大きな枠組みの炭水化物ではなくブドウ糖や果糖、ショ糖などの事を指しているという事です。
今後、食事をする際にはこの糖類を少し減らしてみようかなと少し気にかけてみてください。
まとめ
健康ブームによって色々な言葉が流行っていますが、糖類、糖質、炭水化物はそれぞれ指しているものが違います。
それぞれの意味を理解した上で、商品の表示やネットに流れている情報を読んでみると間違った情報に惑わされにくくなります。
余談ですが、糖類、糖質はどちらも100mlあたり0.5g未満ならゼロ、2.5g未満ならオフと表示できるようになっています。
だから、糖類ゼロや糖質オフだからそのジュースにはそれらが全く含まれていないと思わないように注意してください。
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